2024-01-01から1年間の記事一覧
日当たりの良い湿地や山地帯の湿ったところに生育する多年草である。根茎は横に這う。茎は高さ30〜70㎝。葉は5~10枚つけ、狭卵形で互生し、長さ7~12㎝。花期は6 ~ 8月で、黄褐色の花を花茎に10個ほど横向きにつける。唇弁は関節によって上下 2 唇に分かれ…
低山の林内に生える多年草である。地下茎は地中を横に這い、 太い根茎がある。根茎の先に 1 ~ 2 本の花茎を付ける。葉は 3 小葉で倒三角形。幅 3 ~ 6㎝と大きく、裂片の先は鋭形~類鋭形で上縁は切れ込む。葉の展開より前に花が咲き、開花時には出ている葉…
関東以西から奄美諸島にかけて分布し、暖地のやや湿り気のある林床に生育する常緑の多年草である。草丈は 40 ~ 60cm。葉は長さ15 ~ 40cm の広披針形、両面、特に裏面に細軟毛を密生する。花は偽茎の中心より出る花茎の上部に穂状につき、白色で紅色の条線…
関東、東海地方に分布し、深山の林縁などに生育する多年草である。茎は数本出し、草丈は 30 ~ 90㎝。根生葉および下部の葉は大形で有柄、葉身は長さ10 ~ 30㎝で卵形から広卵形、羽状に全裂する。さらに各裂片は不規則に裂ける。上部の葉は苞状になる。花は…
日当たりのよい暖地の林内を好んで生育する常緑つる性植物である。雌雄異株。葉は互生し有柄、葉身は長楕円形で長さ4 ~ 10㎝、やや革質、表面は光沢があり、低い鋸歯がある。花は広鐘状、葉腋より垂れ下がる。花被片は 8 ~ 17 枚あり、黄白色。果実は集合…
日当たりのよい暖地の林内を好んで生育する常緑つる性植物である。雌雄異株。茎より不定根を出し着生、よじ登る。葉は互生し有柄、葉身は長さ6 ~ 13㎝、披針状長楕円形から卵形で先端が尖り、革質で光沢があり全縁である。花はイチジク状花序(花嚢・かのう…
日当たりのよい酸性の湿地に生育する多年草である。葉は根生し、長い葉柄の先に卵状円形の消火腺毛のある葉を広げる。基部は細くなって柄になる。花茎は高さ6~20cmで無毛。花は最初はワラビのように巻いた巻散花序(けんさんかじょ)で、ほどけながら順次下…
山地帯の雨量の多いところに生育する落葉高木である。幹が灰褐色で横に輪ができるが目立たないものもある。葉は互生し、楕円形~卵状楕円形で両面とも無毛である。朔果にも毛がない。7月ごろに葉腋に3~4㎝の白い花をつける。花は5弁で外面に白い絹毛が…
日当たりがよい亜高山帯の岩場に生育する匍匐性の常緑針葉樹である。幹は立ち上がらず、地表に沿ってうねりながら伸び、枝は斜上する。葉は鱗片葉と針状葉があり、若い段階では針葉が多いが、 老木になるとほとんど鱗片葉となる。 個体数は少なく、山梨県内…
山帯の丘陵地や山地の草原に生育する多年草である。高さ10 ~ 30㎝になり、茎は 4 稜形でしばしば赤褐色を帯び、下部は分枝して地を這う。葉は対生し、長さ0.6 ~ 1.2㎝、幅 0.4 ~ 1㎝、楕円形で鈍い鋸歯がある。花は茎の上に点々とつき、雄性先熟で下向き…
山地の林内を好んで生育する多年草である。茎の高さ60 ~ 100㎝。葉は長さ10〜30㎝、幅7〜15㎜、下面は灰緑色で微毛がある。 円錐花序で、長さ10 ~ 25㎝、数個の枝がでる。円錐花序ではあるが、小穂は軸に圧着して総状花序のように見える。小穂は1つの小花か…
低地の水田や沼地などに生育する夏緑性のシダ類である。根茎は細く長く横走して不規則に分岐し、やや接して葉を着ける。葉柄は長さ10 ~ 15㎝、無毛で緑色、基部は暗色である。小葉は 4 枚が四つ葉のクローバーのように並ぶ。この形が『田』の字に似ることに…
山地帯の林床や陰湿な谷間を好んで生育する多年草である。高さ40 ~ 60㎝。根生葉は腺毛のある長柄に楯形につけ、7 ~ 13 裂した大きな掌状葉となり、基部は深い心形となる。茎葉は数個互生し、表面に渋い光沢がある。茎には細くて鋭い毛が生える。茎の先に…
夏緑広葉樹の林縁などに生育する落葉低木である。幹は叢生し、樹高は 1 ~ 2m。葉は互生し有柄、葉身は長さ5 ~ 11㎝の三角状広卵形で先端は尾状に伸び、基部は心形、3 ~ 5 浅裂し、欠刻状の鋭距歯がある。花は長さ4㎜で白色、円錐状に多数つける。良く似た…
山地の低木林の林内や林縁に生育する落葉低木である。高さ1 〜 3m。葉は互生し、楕円状卵形ないしは広披針形で辺縁は波打つ。葉の表面には淡黄緑色星状毛、裏面は銀色の鱗状毛と星状毛が生える。花柄は長く、葉腋に1個ずつ付く。萼筒の外面には銀色と淡褐色…
低山帯の斜面沿いの砂礫を好んで生育する落葉高木である。高さは10m ほどになる。葉は互生し、長さ25 ~ 35㎝の奇数羽状複葉卵形で縁には不揃いの粗い鋸歯がある。裏面の脈上には軟毛が生える。7 ~ 8 月、枝先に長さ15 ~ 40 ㎝の大型の円錐花序を直立し、…
広葉樹林帯の林内や林道脇に生育する落葉高木である。雌雄異株。葉は互生し有柄、葉身は長さ6~13㎝の倒披針形、表面は無毛である。花は葉と同時に開き黄緑色、散形状につき、雄花は長さ3㎜くらい、雌花はやや小さい。新枝は黄褐色や灰褐色、2年目以降は淡…
山地の林内や林道脇を好んで生育する多年草である。ヤマゴボウが帰化種であるのに対してこのマルミノヤマゴボウは在来種である。茎は太くて緑色で、大きなものは1.2mほどの大きさになる大型種である。葉は互生し、長楕円形~卵状長楕円形で先が尖り、全縁、…
山地の道路脇の林縁や荒れ地を好んで生育する多年草である。ヒマラヤ~中国原産の帰化植物と言われている。茎の高さは40〜80㎝になる。上部で分技し、茎頂に穂状花を密に着ける。花は白色、雄蕊の葯は淡紅色なのが特徴である。果実は 5 〜 8 個の分果。秋に…
山地の樹林内の斜面や岩場に生育する多年草である。高さ15 ~ 30㎝で、葉はやや柔らかく、幅 2 ~ 5㎜。葉の基部の鞘は赤褐色を帯びる。まばらに叢生し、長い匐枝を伸ばす。頂小穂は雄性で紫褐色、側小穂は雌性でときに先端部に短く雄小穂を付ける。果胞は無…
主に貧栄養または腐植栄養質な池や沼の水中に生育する多年草である。地下茎は泥の中を横に這い、先端に越冬芽をつける。浮水葉の葉身基部は円形~浅心形で縁が葉柄にそって流れ、波形のしわをつくる。若い浮葉は赤銅色を帯びることがある。沈水葉は上部の1~…
山地の林下のやや湿った所を好んで生育する多年草である。高さ10~20cmになり、地下に1cm大の丸い塊茎がある。根出葉は塊茎の頂端に少数つき、葉は2 ~ 3 回3出複葉で長い柄がある。小葉は 2 ~ 3 深裂する。花茎は 1 球から数本出し、柄のある葉…
山地の尾根の明るい樹林下や岩場に生育する落葉低木で、高さ1 ~ 3mになる。花期は5~6月。葉は広披針形ないしは峡長楕円形で、輪状に5枚付く。花は紅紫色で枝先に 2 ~ 4 個つく。雄しべは 5 ~ 10 本。山梨県では、県南部の静岡県境に生育しており、山…
暖温帯の常緑広葉樹や落葉広葉樹混交林内に生育する常緑広葉樹である。高さ5 ~ 10m、径 30㎝ほどになる。樹皮は紫色を帯びた黒褐色で、横に長い皮目がある。葉は互生、狭長楕円形、先端は尾状に尖り、縁は波打つ。表面は光沢があり裏面は無毛。密腺は目立た…
山地帯の落葉広葉樹林中に生育する落葉高木である。普通は高さ6 ~ 8mだが、大きいものでは25mになる。本年枝には淡黄褐色の柔らかい星状毛が密生する。葉は互生し、長さ7 ~ 13㎝、幅 6 ~ 11㎝の心円形、先は 尾状に尖り基部は歪んだハート形で、縁は鋭い…
神奈川県以西に分布し、やや湿り気のある林床や林縁などに生育する多年草である。草丈は 40 ~ 70㎝。葉は対生し有柄、葉身は長さ3 ~ 7㎝の三角状広卵形から円形、切れ込みは浅裂から深裂する。花は葉腋に1 ~ 3 個つき、花冠は長さ18 ~ 20㎜で暗紅紫色。 …
山地帯~亜高山帯のやや湿り気の林下に生育する多年草である。全草に強いニンニク臭がある。鱗茎は披針形で、褐色の網状繊維に覆われる。葉は長楕円形で、長さ20 ~ 30㎝。花茎は 40 ~ 70㎝で、茎頂に淡黄白色の小さな花を多数散形状につける。花期は 6 ~ …
山地帯のやや湿ったところを好んで生育する多年草である。高さは 1m ほどになる。茎はよく枝分かれし、縮れた毛が生える。根生葉は花時にはない。下部の葉は狭倒卵形~広卵形で、長さ30~40cmと大きく、上に行くほど小さくなる。葉の基部はくさび形に…
山地の林内や林縁に生える多年草である。葉は笹に似た広披針形で、長さは10 ~ 30㎝、 幅 2 ~ 5㎜、表面にやや光沢がある。 茎の高さ40 ~ 80㎝、稈は束生し硬い。花序は長さ10~30㎝の円錐花序で数本の枝を出し、偏側的に小穂がつく 。小穂の長さは8 ~ 11…